タイヤの金額ってなぜ違う??
前回はなんだかんだ言ってありきたりな「タイヤの安全性」の話になっちゃいましたが、ここでは一般の方ではなかなか履きくらべることが出来ない「タイヤに種類」についてのお話です。
タイヤの種類は大きく分けると「サイズ」と「形」の二つになります。
まず「サイズ」
「205/65R15」と言う数字記号で示されるサイズは、靴でいえば「25.5cm」と表記されているサイズと同じ事です。足の大きさに靴のサイズを合わせるように、タイヤは車の足回りの部品や、ホイールに合わせて装着します。良く電話で
「●●●年式のカローラなんだけど、タイヤいくら??」と聞いてこられるお客さまがいらっしゃいますが、これは
「今小学3年生の男の子なんだけど、靴の金額はいくら?」と聞いてくるのに等しい(笑)ので、金額を電話でお問い合わせになるときは、サイズ確認のご協力をお願い致します。サイズの見方は書くと長くなるのでこちらを(笑
次に「形」
主ににタイヤの形の違いは「溝」にありますので、「パターン」と言われることが多い「形」です。下の2パターンのタイヤの表面の溝が違うのがおわかりでしょうか?
ね?全然違うでしょ?? ちなみに、上が軽自動車やリッターカーに使われることが多いタイヤ。下がサーキット走行などを楽しむ方が好んで装着するタイヤです。
タイヤって金額によって何が違ってくるの??
じつはこの疑問。タイヤを売っている方からすれば、「あたりまえのこと」なんですけど、買う方は今ひとつ理解しづらいジャンル(?)ではないでしょうか。ここでは「構造」とか「ゴムの配合」等という難しいことを言わずに(・・・・と言うか細かいことまでわかりませんので(爆))、実際履いてみた感想なぞを・・・
まず、条件として同じ軽自動車で履くことを前提にしてください。サイズも同じです。タイヤの違いだけの評価とお考えください。
違いその1 グリップが違う
1本2500円のタイヤと3500円の軽自動車用タイヤ(金額は参考です)、何が違うって一番感じたのは「グリップ」です。つまり金額が高い方が「スリップしない」んです。これは正直自分でビックリしました(笑) しかし何でなのかは判りません(爆)どんなテストをしたか?と言うとある一つの「コーナー」をどんどんスピードを上げて走ってみたんです。すると安いほうは低い速度から「キー!」とタイヤ音を上げてスリップし出すのですが、高い方はなかなか滑らない。これ走っていて「えー??こんなに違うのぉ??」というぐらい違うんですよ。ちなみに比べたのはヨコハマの「A200」
と「DNAエコス」
と言うタイヤです。ファミリー向け、ワゴン向け、コンフォートセダン向けのタイヤはとかく「乗り心地」とか「排水性」とかがアピールされますが、実はグリップ力も違うのは、ちょっと驚きでした。簡単に言うと「高いタイヤを買った方が万が一スリップするような状況になったときにより安全」って言うことですよ。なんだかいやらしい話ですが(笑)
違いその2 しっかり感
ここからはマニアックな感じになりがちですが、乗り比べてみれば(車に興味が無い)奥さんでも判ります。・・・・きっと(笑)
「しっかり感」がしっかりしていると、考え方を変えれば「ごつごつした乗り心地」ともとれるのではないか?とお考えの方。ここで言う「しっかり感」は「乗り心地」とは違うのだと思っていてください。
たとえば高速道路でハンドルを切ったとき。たとえばインターチェンジの大きなカーブを走ったとき。もっと言えば交差点を曲がるときも、金額が上のタイヤの方がハンドルに対してしっかり反応し、ながーいコーナーリング中もフニャフニャしないんです。これは潜在的な安心感に繋がりますし、最終的には運転に対する余裕にもなります。長距離走っても疲れづらいんです。良い靴を履くと心地が良いように、高いタイヤはストレスが少なく長距離が疲れないんですね。
違いその3 雨の日の性能
雨の日の性能は、「溝」の形が影響しているのか? はたまた晴れの日に感じたグリップ力の高さを作り出す「タイヤのゴムの柔らかさ」が影響しているのか、わかりませんが、雨の日の安心感とハンドルの反応共に高いタイヤの方が良いですねぇ。
逆に違わないこと 減り
逆に違わないのはタイヤの「減り」です。長距離テストでも高いから「長く保つ」という感じはまったくしません。ほとんど同じぐらい。金額の高さは「たくさんの距離を走れる保ちが良いタイヤ」と言うわけではないようです。まあ考えようによっては「グリップが良い柔らかいゴムを使っているのに、減りが一緒」であれば十分すごいのかな??
今回はヨコハマのタイヤでテストをしましたが、ブリヂストン、ダンロップともに同じようなグレードであれば、同じような評価になりそう。ただいまブリヂストンでテスト中!金額の違いの理由はいろいろあるのでしょうが、一番簡単な違いは「安全性の違い」なんじゃないでしょうか? その安全性を向上させようとするといろいろお金がかかる?? 私が作っていないからわかりませんが(笑)
タイヤの簡単な選び方(?)
タイヤを選ぶのはお客さまですが「なんだか判らないから安いのでいいや」と言わずに、予算と相談してなるべく高いタイヤを購入してみたらどうでしょう。「高いタイヤを売りつけようとしてるな!!??」と仰らずに!(笑)
良い靴を買っても「安いのにしとけば良かったなぁ」と後悔することは無いでしょう?タイヤもきっと同じですよ~♪
















