ホンダ インテグラ TYPE-R (DC2型)のドライブシャフトの交換の仕方「外し編」
「HPの中に作ってもらいたいページ」no1!(困)ホンダ インテグラ TYPE-R (DC2型)のドライブシャフトの交換の仕方
遙か昔になりますがホームページを作るにあたって、「どんな情報を公開したら見る?」とお客さんに聞いたとき、(聞く方面が偏っていたのは事実ですが)一番要望が高かったのが「ホンダ インテグラTYPE-R (DC2型)のドライブシャフトの交換の仕方を写真付きで公開して欲しい」というもの。困ったもんです(笑。「なぜそんなものを知りたいのか??」と思う方も大勢いらっしゃると思いますが、その理由を説明しても理解して頂けないと思いますので、興味が無い方はとばしてください(笑
まじめに注意
ここから読み進める方々は「ドライブシャフト」の部品としての重要性を十分ご存じだと思いますし、交換は簡単にできないこともご理解頂けていると思います。作業にはジャッキアップなどの危険作業がともないます。まずは「けがを絶対にしないこと」を最重要項目として頭に置いてください。これからの作業要項はドライブシャフトの交換が「生活の一部」かと思うほどの本数を壊し、交換作業をしている私うめざわと、なるとのメンバーであるなかがわくんの二人が作りましたが、メーカーが出しているサービスマニュアルなどを全然参考にしていない、完全自己流のものですので、あくまでも参考程度とお考えください。どうしても「ドライブシャフトの交換」を自分でしなければならない状況に陥ったときの為に、一度「作業の練習」をしておくと、必要な工具などがわかるでしょう。またどれぐらいの時間がかかるかもわかります。
最後に、これらの作業は、失敗すると自走不可になる可能性もあります。固く締まっているところもありますのでどうしても外れないときは、壊したりけがをしたりする前に「諦めて誰かにお願いする」ことも必要ですよ!
と言うわけで、まず外し方
ご要望が多かった「ドライブシャフトの交換の仕方」を私うめざわが始めます。
ジャッキアップをし、リジットラックをかませて、タイヤを外します。今回は作業をお見せしやすいように、専門の「リフト」を使用します。なんか僕の髪型、カツラっぽいですね。
そのとき!NEXTのお客さんの「なかがわくん」がご来店! ドライブシャフトの交換について(だけ)はものすごい回数をこなしています。なぜそんなに交換しなければいけないのかは、・・・・。わかりますよね(笑
うめ「おー、いいとこにきた!ドラシャ(←業界用語(爆)の交換を手伝ってよ。
なか「ま!まじすか!!良いところにきましたねー!!」
と工具をおろします。やる気満々です(笑
まったくのやらせなしです。
タイヤが外れたら、まずハブの中心のナットのかしめになっているところをマイナスドライバーなどをハンマーで叩いて戻します。
誰かにブレーキを踏んでもらい、センターの大きなナットをゆるめます。結構強く締まっているので、長いレンチが必要です。長いパイプを付け足せばさらに完璧です。ちなみに96スペックが32mmコマ。98スペックが36mmコマになっています。
最終的にセンターのナットは外してしまいましょう。
ナットが外れました。
次に外すのはロアアームの先端のボールジョイントです。
ボールジョイントのナットは緩め止めの「わりピン」が刺さっていますので、外してしまいます。
わりピンを外したら17mm頭のナットを外します。外す時にどれぐらいの力で締まっていたか確認しましょう。それほど強い力で締まっていないと思います。
右手で持っているのが車に付いていたナット。左手は同じねじピッチのナットです。ボールジョイントの部分を(壊さず)外すのにこのナットが必要です。「なぜ必要なのか?」「このナットにどれぐらいの強度が必要か?」などがありますのでこのナットを用意するときには、詳しい方に確認した方が良いでしょう。
先ほどの用意したナットを、ボールジョイントのボルトの部分に取り付けます。このとき一番奥まで締め付けないようにしてください。3mmぐらいの隙間が空いていればOKです。またナットからボルトの頭が出ないようにすることも注意をしてください。
この場所はナットを外しただけでは、ナックル部とロアアームが分離しません。ボルトがテーパーになって刺さっているので、食い込んでいるのです。そこで、その場所を外すのに「タイロッドエンドプーラー」という工具を使います。正式名称かどうかは、わかりませんが(笑
ボールジョイントプーラーの使い方は詳しい人に聞いてください(爆。使い方を間違えると車を壊してしまいますので・・・・。ちなみに、ドライブシャフトの交換で、「なれない人が壊すところNO1」ですから注意してください。
外れるときに「バチン!!!」と大きな弾けるような音がしますので、びっくりしないよーに。
次にダンパーフォークを外すためロアアーム側のボルトを外します。ダンパーフォークとはショックの下に付いている二股の部品です。
ナットが外れたら、長いボルトを外します。外す時に固いようならナット側から軽く叩くと外れます。
ボルトが外れたところです。
こんどは上側です。14mm頭のボルトです。
わかりづらいですが、ボルトを緩めているところです。
ダンパーフォークが外れるとこんな感じです。
少し知恵の輪みたいな感じですが、ダンパーフォークを取ります。
ダンパーフォークを取り外したところです。
いよいよドライブシャフトを取り外します。まず先ほど外したボールジョイント部をバール等でこじりながら、ブレーキローターを上に持ち上げます。重いのでけがをしないように注意してください。
ボールジョイント部のボルトがロアアームから抜けたら、そのまま手前にローターごとひいてください。ドライブシャフトのアウタージョイントがブレーキローターのところ(ハブ)から抜けます。
ブレーキホースを引っ張りすぎないようにナックルごと後ろ側にずらします。
ドライブシャフトを外します。ドライブシャフトのアウタージョイントが落ちないように支えながら・・・
ここまでは左右とも同じ行程です。ここからは右側の行程になります。
ミッション側のインボードとミッションの間にバールを差し込みます。このときあまり細いもの(たとえばマイナスドライバーなど)では力不足な上に、ミッションのサイドシールを傷つけてしまいオイル漏れの原因になりますので気をつけましょう。
その状態でバールの端のほうを叩くと・・・・
ミッションに刺さって固定されているインボードが抜けてきます。バールのたたき方(こじり方)には少しコツがいるので、根気よく作業してください。
ミッションからインボードが抜けてきたら、あとは手で簡単に抜けます。このときもシャフトをミッションから抜くときにサイドシールを傷つけやすいので注意が必要です。
これで右側のシャフトが外れました。とってもうれしそうですねぇ(爆)
















